鈴鹿・ホタガ谷遡行(2011/07/18)

大峰の池郷川に続き、鈴鹿のホタガ谷を遡行してきた。
遡行時間も谷の規模も小ぶりであったが、 多少は登攀要素があって楽しめた。

滝の強点を攻める宮城さん


紀伊半島での沢登り3日目は、池郷川支流の小又谷を予定していた。
しかし、台風接近により翌日は大雨の予報。一瞬解散の雰囲気も流れるが、どうしてもゴルジュに行きたい我々は、降雨の少ない山域を探して鈴鹿のホタガ谷に転進することにした。

・メンバー:CL和田(富山大ワンゲル)、小阪(京都医科大山岳部)、宮城(セクシー登山部)、森下(静岡大山岳部)、大平、佐野
・日程:2011年7月18日

前日の夜中に宇賀渓駐車場に到着する。到着時点で雨が降っていたので、宴会もなく各自車中泊となった。
翌朝、5:00頃まで雨が降っていたが、6:00には止んだため、遡行の準備を始める。
雲行きはかなり怪しかったが、ホタガ谷なら沢沿いに登山道があり、谷の規模も小さいので増水はそれほど怖くはない。

宇賀渓本流よりホタガ谷に入る

ホタガ谷は出合いから6m・2m・2mと滝が続くが、ここは至極簡単。
入渓して少し歩くと、15m滝が行く手を阻む。この滝は小阪さんがリード。左側のルンゼを登るが、岩が脆くてかなりいやらしい。

滝を越えると、水量は少ないながらも切り立った廊下となる。

小規模ながら発達したゴルジュ

ゴルジュの中の小滝を軽快に越えていくと、次に現れたのが2段13mの連瀑帯。下段6m滝は和田さんが左壁をリードで登る。セクシー登山部・宮城さんは上裸で流芯を攻める(冒頭の写真)。

トライカム。早稲田も最近使い始めた

上段7m滝は、岩がツルツルなので左壁のクラック沿いをエイドで登る。エイドの練習に佐野がリードをやらせてもらう。ヘキセンやトライカムやリンクカムを使い、アブミで一段ずつ登る。最後はガバを掴めば一瞬だが、いかにも脆そうな岩のために逡巡して、随分時間をかけてしまった。
その間に宮城さんは、チムニー状の滝をフリーで直登していた。

上段7mをエイドで登る
上段7m滝を上から
どこまでも上裸で強点を攻める宮城さん

この後もしばらく小滝が続くが、ゴルジュが終わると無数の倒木に悩まされ、気分が萎える。小雨も降り始めたところに、ちょうど登山道が合流したので、時間はまだ早いが今回は下部だけで切り上げることにした。

昼頃には駐車場に戻り、3日間使った装備を整理する。
すきやで昼飯を食べたあと、名古屋・京都・静岡・富山・東京とそれぞれ遠くから集まっていたので、足早に帰路へ就いた。

今さらながら遡行図を見てみると、上部には2つのゴルジュと30m分かれ滝があり、終盤は地質が石灰岩に変わったりと、最後まで遡行するのも面白そうだった。ただ、大雨は降らなかったものの、厚い雲に日光が遮られてゴルジュ内は相当に暗かったので、気分的にどうしても最後まで遡行する気が起きなかった。

・同行者の記録
富大ワンゲルフォトblog(和田さん)

セクシー登山部(宮城さん)

・参考
面白渓の真骨頂!ホタガ谷遡行(Sawa Navi、遡行図あり)

(記入:佐野洋輔)

 

 

 

 

 

 

 

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