高岩洞SRT訓練(2013/04/19-21)

活動名:高岩洞SRT訓練
活動期間:2013年4月19日~21日
メンバー:CL:田中(2年)、SL:松田(2年)、記録:永吉(4年)、白沢(4年)、宮本(2年)、金(2年)

今年度夏の海外遠征に向けた訓練として秩父の御岳山近くの竪穴に行ってきた。洞窟内での活動以外にも読図や新雪登山までしたとても変化に富んだ活動となった。新歓の間を使って久しぶりに充実した活動ができた。

活動記録:[1日目(4/19)]部室発(21:50)‐林道終点、幕営、就寝(25:30)
[2日目(4/20)]起床、朝食(5:30)‐分隊、出発(7:00)‐幕営地(8:30)‐隊合流(11:00)‐入洞(12:00)‐リギング終了(14:30)‐昇降、デリギング、リギングの繰り返し‐デリギング完了、出洞(17:00)‐幕営、夕食、就寝(20:30)
[3日目(4/21)]起床、朝食(4:00)‐出発(5:50)‐林道終点、帰京(7:00)‐学生会館(10:30)

金曜の夜から前夜泊での活動であった。松田が運転する車に初めて乗ったが松田の運転はなかなか上手かった。レンタカーでの活動が多い中、免許を取ろうとしない田中や白沢は免許を持つ永吉や松田に感謝しないといけないなと思う。林道終点に着いたのは25時ごろと予定より遅れたのですぐにシュラフに入った。翌朝、前日から体調が優れない金がさらに体調を崩した。活動を続けさせるのは困難と判断し金を家へ帰すことにした。永吉と松田が車で金を最寄りの駅まで送ってやり、先行する田中、白沢、宮本の隊と次の幕営地もしくは高岩洞で合流することになった。金は朝ご飯を作っただけで帰ってしまったがこれは致し方あるまい。できれば前日の時点で活動の不参加を申し出たほうがよかっただろう。

駐車場から高岩洞までは地形図を見ながら尾根上を1時間半ほどトレッキングした。荷物が50mロープや6Lの水などで重く、足場の悪い急斜面では慎重に進んだ。読図は尾根をたどるだけで簡単であった。
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幕営地はシカの寝床があった場所に6人用テントを張るが岩があるため十分なスペースが取れなかった。結局床がごつごつで傾いたまま寝ることとなったのだが、宮本のアイディアで落ち葉を敷き詰めて少しでもましな床を作った。この幕営地にはヒトリシズカが咲いていて春を感じさせていたので、この時はまだ雪が降るとは思っていなかった。

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後発隊が来るまで、田中と白沢で10分程斜面を下りたところにある洞口を偵察してきた。斜面は想定より急で土が足を置くたび流れ落ちた。洞口はすぐに発見でき、その後はボルト打ちの練習などをして後発隊を待った。

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後発隊が幕営地に到着し、11時頃に入洞した。高岩洞内部は縦に3ピッチ合計50mほど落ち込んでいくだけの洞窟である。リギングの練習には適していた。まず田中が最下部までリギングをした。25mロープで始めの坂のような第1ピッチを、20mロープで10mほどの第2ピッチを、50mロープで30m程の最終ピッチを張った。入口はナチュラルプロテクションが取れた。残りは残置のボルトを使った。リギングが終了し昇降の練習をした後田中が最終ピッチをデリギングした。OLYMPUS DIGITAL CAMERAOLYMPUS DIGITAL CAMERAOLYMPUS DIGITAL CAMERA

次に松田が再びこのピッチをリギング。この間第2ピッチ、第3ピッチは流動分散しやすいようにそれぞれ永吉、白沢がボルトを1本ずつ打った。田中も第2ピッチでロープを流しやすくするために1本打った。OLYMPUS DIGITAL CAMERA

出洞時刻が近づいたので松田が全てをデリギングをした。外を見ると雪が降っていた。出洞は17時頃だった。洞窟装備を岩陰に隠してテント内でキーマカレーを作った。寒く過酷な状況で気分が落ち込みそうな時も温かく美味しい飯があれば頑張っていける気持ちが湧くことを全員で実感した。計画段階では6人用テントを張る場所がないかもしれないということで代わりにハンモックを持っていこうか悩んだが、あの天気ではテントにして本当に良かった。ハンモックでは寒かったに違いない。

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次の日は天候も悪いので日の出とともに出発して帰ることになった。4時前には起床し松田が作ったラーメンをすすった。帰りの山道は雪で様変わりしていた。トレッキングシューズでない永吉はよく滑っていてすこし危なかった。7時には林道終点に着き車で帰京した。

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全体として緊張感のある厳しめの活動ができて良い訓練になったと思う。隊員が途中で帰ったことや雪が降ったことなど不測の事態が起きて予定が大きく変更されたが柔軟に対応できたのも良かった。田中、松田はリギング練習が十分にできたのであと数回練習すれば新入生も竪穴に連れて行けるようになるだろう。しかしまだリギングの時間がかかりすぎている。遠征まではあまり時間がないから訓練に関してはもっとやらなければならない。

記入:田中

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