カムチャツカ遠征隊訓練行Ⅳ 渓流釣り

以下の活動を早稲田大学探検部主催で実行した。

1.カムチャツカ遠征とは

ロシア北東部、チェクチ自治管区、カムチャツカ地方にまたがる「コリャーク山脈」の周辺調査活動、また「山脈最高峰 Ledyana(2453m)」の外国人登山隊初登頂ならびに周辺の人類未踏峰を目的とする。期間は8月上旬から一カ月半。遠征隊隊長は3年生の井上。2年生は副隊長の走出を含め3名、1年生は1名が参加。また、今まで数々の海外遠征に参加し、映像作品を制作してきた4年生の小野(武蔵野美術大学院生)を加え、早大探検部員計6名で活動する。
カムチャツカ遠征隊紹介支援公式HP→http://www.wasedatanken.com/kamchatka/

 

〈前回の訓練〉
訓練行Ⅰ白馬岳雪上訓練 報告→http://wasedatanken.com/archives/3165
訓練行Ⅱ奥多摩歩荷訓練 報告→http://wasedatanken.com/archives/3214
訓練行Ⅲ多摩川渡渉訓練 報告→http://wasedatanken.com/archives/3298

 

2.今回の訓練活動の目的

カムチャツカ遠征の食糧計画は、朝ごはんにパスタ一人100g、ソース30g、行動食にナッツ100g、チョコ50g、ドライフルーツ50g、ドライミート50g、夜ごはんに米100g、乾燥芋50g、フリーズドライ30gである。これらはカロリーと重さを考慮して立てたベストな食糧計画であるのだが、このような食事は言わずもがな3日で飽きてしまうだろう。

そこで本遠征では貴重な蛋白源確保と、隊員のモチベーション維持のためにも釣りを行う。今回の訓練行の目的は釣り経験者0の隊員たちを代表とし、隊長の井上と野田が有識者に技術を教わり、隊員に継承することだ。

(遠征中の釣り中は熊に十分気をつける。具体的には4人以下で釣りをしない、ファイヤートーチを持ち歩く、魚を捌くとき、調理するときは幕営地より100m離れる、などの対策を行う)

3.期間

2017年7月22日

4.活動地域

神奈川県 西丹沢 世府川

5.メンバー(8人)

探検部員5人(遠征隊からは野田、井上の2人が参加)

有識者である探検部OB3人。

6.活動詳細

9:00 JR新松田 車で移動

10:00 渓流駐車場到着

11:30 入口から沢へアプローチ

12:10 入渓

15:30 釣り終了

16:00 駐車場到着

17:00 JR新松田解散

◆所感・感想

駐車場にて探検部OBの方々に道具の使い方を中心に詳しくご教授頂きました。

日本の沢とカムチャツカの沢は規模が全く違うので、使う竿もルアーも変ってくるのですが、釣り初心者にはすべてが目から鱗の情報でした。

駐車場から歩いて1分の漁協小屋の前にあるリバーマップには、世附川のローカルルールである沢割がおいてありました。

この時点でお昼頃だったので、近くて沢が深そうなところに決めました。

頭の中は釣れたての渓流魚の刺身でいっぱいです。

この日は連日の日照りで、沢の水が圧倒的に少なく、上から見下ろしても魚は一匹も見当たりません。

初心者には持ってこいの開けた場所で、各々竿を使ってみました。

魚は一匹もおらず、いるのは大量のオタマジャクシだけです。

OBにオタマジャクシのいる様な暖かい所に魚はいないと聞き、納得です。

15分程歩くと、キャッチ&リリースしなくてもいい区域となります。

一人だけ熟練雰囲気がすごい探検部二年の寺島です。

さらに開けた場所に着き、ここをベースキャンプに魚を探し、釣りを開始させます。

ひたすら投げ、回収し、投げ、回収します。

水が気持ちいい!

ご察しの通り、木に糸を引っ掛けてしまいました。

ここにいるのもオタマジャクシのみです。

3時間ほど釣りの練習を行い、竿の使い方には慣れてきました。しかし魚は釣れなかったので引き上げることにしました。

帰りに私たちを追い越して行った男性に何匹釣れたか聞くと。。なんと17匹!驚愕の事実でした。

7.感想

魚がスレていることで有名な丹沢だったので、最初から釣れても1、2匹だろうと思ってはいたのですが、お目にかかることすらなかったのは残念です。ただ今回はOBの方に協力してもらい、ルアー釣りのノウハウを教わることが出来たのが良い収穫です。今回教わったことを活かし、そして今回釣れなかった悔しさをカムチャツカでぶつけて、キングサーモンを釣りたいです。

文責 野田(2年生、渓流釣り訓練活動CL)

記事作成 小野寺(遠征隊在京広報担当)

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