稲村岩未踏洞窟下見調査(2010/12/18)

稲村岩に日帰りで洞窟調査の下見に行ってきました。
メンバーは、CL佐野(3年),SL大平(4年),白沢(1年),佐藤学(1年)の4名。

始発で奥多摩駅に集合し、東日原へバスで移動。しかし、白沢が電車を乗り間違えて1時間遅れる。佐野・大平・佐藤は「洞窟」が見える日原集落周辺で、白沢が到着するまで打ち合わせ。
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[稲村岩東壁の全景]

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「洞口(と思われる窪み)」の拡大写真。肉眼でも何とか視認できるレベルの大きさだが、もちろん中がどうなっているのかはわからない。

今回の計画は、稲村岩頂上より写真で見て左の斜面を下っていき、必要なところはロープで懸垂下降をして、近づけるとこまで行き、次回の本調査へ向けてルート工作をしてこようというものである。
この「洞窟」に関する情報は、稲村岩について調べていた大平が、パイオニア・ケイビング・クラブのHPで偶然見つけた。2004年に到達を試みて、結局調査は中止されたようなので、我々が行ってみようと考えたのだ。
詳細は以下のURLより[PCC資料室 稲村岩測量物語]
http://www.verte.co.jp/pcc/txt/data/inamuraiwa.htm

白沢の日原到着後、稲村岩へ向けて出発。先日の救助訓練でのBCを通り過ぎ、九十九折の斜面を黙って登る。
「稲村岩頂上-鷹巣山への登山道の分岐」に到着し、クライミング・ハーネスを履き、ロープを出しやすいようにセッティング。
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[頂上までの尾根は岩稜になっていて、多少歩きにくい]

頂上からはもう道がないので、とりあえず、潅木地帯をロープで下降して偵察に行く。
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20m下降+20mトラバースで視界の開けた尾根に到着。そして、そこで踏み跡を発見。踏み跡に沿って尾根を登っていくと、一瞬で稲村岩頂上に到着してしまった。ロープを張る必要などなかったのだ。1時間以上時間を無駄にしてしまったが、悔やんでも仕方がないのでロープを回収して尾根を歩いて降りていく。
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尾根では思ったほど苦労せずに歩くことができ、途中急斜面を2本20mロープで下降しただけ。
時間も迫る中、勾配がきつくなってきたので、100mロープを出してどんどん降りていくと、最後に傾斜80°くらいの崖に到達。少し下降してみると、目印としていた洞窟直上3本の針葉樹が、沢を挟んだ奥のリッジに見えた。
どうやら洞窟直上の尾根は日原集落から見て、2個目の尾根、1つ奥の尾根であったようだ。
しかし、時間もないので、今回はここで撤退。日暮れも近いので、急いで登山道まで戻る。
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[稲村岩から日原集落を見下ろす]

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[斜面の登り返し]

なんとか日暮れ前に日原集落まで戻ることができ、双眼鏡で目印としてつけてきたスズラン・テープを確認。
場所をほぼ確定することができた。

今回の成果は、「洞窟」へのルートの確認ができたことである。目的の本調査へ向けた下見としては、必要なロープの長さも算出でき、充分な成果が得られた。
次回は、1/3~5にかけて、佐野・白沢・倉品(農大)で本調査に行く。
今回ルートを探した「上部洞窟」へは次ですぐに到達できるだろう。次回は「上部洞窟」の直下100mにあるという「下部洞窟」への到達も試みてみることにする。

追記1:
次回の調査に向け、農大の倉品くんと近所でSRT訓練をしました。
農大探検部のブログに記事があるので、よかったらご覧下さい。
[住宅街の公園でSRT訓練 革命日誌]
http://blog.livedoor.jp/ectua/archives/51571387.html#more

(記入:佐野)

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