和名倉沢遡行(2011/06/18-19)

奥秩父の和名倉沢へ行った。
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メンバーは、早大探検部が大平、佐野、佐藤の3人で、加えて外大WV部のオーブさん、タナベくんの計5人だ。
「今週末は2人で和名倉に行こうかと思ってるんだよね」
先週の月曜に初めて会った際、オーブさんが問わず語りにそう言った。
和名倉は、私と佐野でもずっと考えていたので、即「一緒に行きませんか」と誘い、久しぶりに大人数で行く沢登りとなった。

金曜夜、都内レンタカー屋に集合、早稲田組は案の定遅刻する。すみません。むさくるしい男5人+ザック5つでヴィッツに乗り出発、アクセルを全部踏んでも70キロくらいしかでない…。

18日{4:30起、5:50駐車スペース、6:20入渓(少し迷う)、10:00大滝下、14:00、標高1470m付近でビバーク)
朝4時半に起きてごはん食べた後、道の駅大滝を出発する。6時前には駐車場所に着き、6時半には遡行を開始した。
とにかく最初は水量の多い沢だなと感じた。
雰囲気的には谷川のような開けた沢ではなく、奥多摩のように鬱蒼とし、閉塞感のある沢だ。
そもそも曇りなのに加え、木々が生い茂り、薄暗い…。
けれど美しい滝が連続し、次第にボルテージが上がっていく。

まず、最初の残置トラロープがぶら下がる7mの滝で、佐藤が4mほど滑落する。
幸いケガはなく、本人のやる気もあるようだったので続ける。
一番遡行経験が少ない彼の体力は不安であったが、これが気つけになったのか、以後危なげなく突破していたので、逆にこのような小滝で落ちて良かったかもしれない。
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 氷谷出合

しばらく行くと、「通らず」ゴルジュに到着。
けれど誰も「通らず」だと気付かず、最初の水量多いナメ滝を右壁から取りつき、左壁をへつって登る。その上の滝々は無理だなと思い左岸から小さく巻くと、大滝が出現した。そこで初めて「通らず」だったのか、と気がつく。もっと険悪なゴルジュかと思っていたが、スムーズに突破できた。

大滝は右のルンゼから突破した。落ち口方向へのトラバースが浮き石もあり少々緊張した。
核心部を越えてもまだ12時前と余裕で、魚影も確認できたので釣り竿を出してみる。あたりはあるが、釣れず。雨が降り出したので先を急ぐ。大平はなぜか竿を終おうとして折ってしまう…。

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 幅2m、奥行き5mほどのゴルジュがあった。高巻きもできるが敢えて突破。寒いので必死である。

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 同じ個所を上から。

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 どこかの滝での高巻き

ビバーク地は安全で快適だったが、雨が本降りになって焚火する気が起こらず、さっさと食べて寝てしまった。
みんなシュラカバのみで、着替えもない佐藤は特に寒そうだった。
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 朝食を準備

19日{5:00起、6:30出、10時頃に稜線、13:00下山完了}
2日目は滝でロープを一度出した程度で、藪こぎも少なく稜線に到達する。
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 源頭部、ガスが濃い

下山は、ピンクテープを追わなければ迷いそうで、かつ長かったのでだるかった。

今回の山行は、外大の2人と行けて刺激になった。
ほぼロープを出すことなく、スムーズに遡行できたのは、多くを先頭で行ったオーブ先生のルート取りが良かったからのように思う。今まで大平、佐野は高巻きや滝の登攀でまごつき、結果として2人目以降はロープを出して遅くなるということもあった。今回は初心者の佐藤も安心して登れるようなルート取りが自然とできていたところにオーブさんの経験を感じた。
また、外大の2人は久しぶりに会う「変人」であった。最近、早稲田はやれ土曜にも講義だの、やれ節電で授業遅らせたから出席が大事だの過保護な有機栽培大学になってしまった。

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