立合川本流、八池谷遡行(2011/07/13-15)

先日、海外遡行同人総会に出席した際、富大ワンゲル和田さんと京都医大小阪君が関西の名渓「池郷川」に3連休を利用して行く話を聞き、一緒に参加させてもらえることになった。
それに先だって水ー金で、予定の空いていた小阪君(けんじり)と大平の2人で関西の沢に行ってきた。

7月13、14日 立合川本流(タチアゴウ)
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第2ゴルジュの大滝
まず前夜発1泊2日で大峰山塊南部にある立合川へ行ってきた。
立合川は、熊野古道奥駆道の最南部にある笠捨山から南にほぼ一直線に伸びる沢。水平距離で約9キロを遡行した。
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第2ゴルジュ大滝を上から
この谷は非常にゴルジュが多く弟8ゴルジュまで数えられている。だいたい一つのゴルジュ毎に、一つは直登不可の滝があるため高巻きを何度もした。特に第2ゴルジュの高巻きでは1時間近くの悪い高巻きを余儀なくされた。
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高巻き中、どこかで1度か2度懸垂下降をした
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一番大きなうしお滝(40m)これは楽に高巻けた。
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泳いで小滝を越える
もちろん水量も多いため随所で泳がされる。
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めちゃめちゃ沢山いたアカハライモリ
また、とても生物色の強い沢だった。関東近郊と違い岩魚はいないようだが、かなり上流までアブラハヤが生息し、他にもイモリ、ヘビ(アオダイショウ、ヒバカリ)、蝉の幼虫、カエル、トンボ、シカなどいろんな生物と遭遇した。
中でもモクズガニの発見は「なんだあれ」と圧倒的な違和感を覚えた。つい捕まえて食べてしまった。調味料なしで茹でただけでも美味しく、特にカニみそ部分は最高だった。
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モクズガニ(全長15cm)を捕まえる。茹でて食べた。
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焚火
さらに熊野古道が近いためか、平家の落ち武者が住んでいたという八丁河原があったり、昔から人の出入りを感じさせる石積みの道があったりと好奇心を駆り立てられる。
この沢一番の核心(と感じた所)は八丁河原手前の、とても狭い廊下にかかる滝を乗り越すところ。
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幅5m高さ40mほどのゴルジュが出現。わかりにくいが、ゴルジュの右壁から水流が流れている。
最初の30mほどは階段状で登れるのだが、最後10mはロープを出して確保しながら乗り越えた。高度感があり、岩が脆い中、微妙なムーブをさせられる。
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核心部を上から
八丁河原を越すと、次第にツメになる。ツメも下山もなかなか長かった。
なお立合川橋横に止めていた車のフロントガラスに、十津川警察署から置き手紙があった。
どうも立合川橋は自殺の名所らしく、栄養ドリンクの空ゴミや靴などが散乱した車内を見た住民が心配して通報したらしい。

7月15日 八池谷
金曜日は、立合川遡行がスムーズに終了したので、池郷に向かうメンバーと合流するため一旦京都に戻っていた。夜まで暇だったので、比良山系の八池谷に連れてってもらった。
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名瀑100選に選ばれる八淵ノ滝を遡行
ここは水流沿いに遊歩道があり、いつでもエスケープできる1級の沢だったが、敢えて滝を直登することで難易度がめちゃめちゃ上がった。特に屏風滝の登攀ではアブミを利用した上懸垂のためにハーケンとカラビナを残置した。
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空戸滝はクラック沿いを人口で直登
普段、あまり人工登攀をしてなかったので、けんじり君からいろいろ教えてもらえました。
お互い軽装だったので寒くなり、貴船ノ滝まで行って引き返しました。

けんじり君、お世話になりました。

記入:大平

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